○●。○。みんなのいるところ2022(12)。○。●○

2022年10月7日

 

〇 ● 〇 早摂祭 練習編 〇 ● 〇

 

【10月6日】

こんにちは。

気がつけばもう10月ですね。

時の流れが早くて、出来ていないことが日々溜まっていきます。

そういえば、お正月にソファを買い替えようと思っていたのに、いまだに見に行けてすらいません。

若干フカフカさが無くなってきたような気もしますが、ひとまず来年もお世話になろうと思います。

 

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さて、今回は、9月に行われた早摂祭についてお伝えします。

本校の中学校では長年、中学3年生が「摂陵太鼓」を披露してきました🌸

その伝統も、今年でひとまず最後となりました。

本番までの道のりと当日の様子を、2回に分けてお伝えします。

 

太鼓の練習が始まったのは夏☀️

まずはリズムを覚えるところから。

中には1日でほとんど覚えてしまった生徒もいましたが、リズムをとるのが苦手な生徒も多く、教え合いながら和気あいあいと進みました。

 

夏休み明けには、太鼓の数が足りず、交代で太鼓を叩いたり、タイヤを使ったりして練習しました。

それまで口で歌ったり、机を叩いたりしてリズムをとっていたので、バチを持っての練習は難しかったようです。

この頃には、テンポキープを頑張ろう!などの具体的な声かけが出来てきました。

 

8月終わりからは、どこかしらから太鼓のリズムで机を叩く音が聞こえてきたり、何人かで集まって放課後に練習をしたり。

太鼓へのモチベーションが高いメンバーがたくさんいました👍🏻

 

実際の太鼓を叩きはじめてからは、太鼓の音が大きくて周りの音が聞こえづらくなり、パートごとのリズムやタイミングがさらに合いにくくなってきました・・・。

合っていないことに気づいても、1人ではどうしようもなくて叩くのをやめてしまったり、ズレていることになかなか気づかなかったり。

各パートに分かれてお互いに聞き合いをしたり、誰に合わせるのかを明確にしていきながら、少しずつ合わせられるよう頑張っていましたね。

 

 

練習をはじめて1ヶ月もすると、もう手はマメだらけです。

マメが潰れないよう、絆創膏で保護しながらも変わらず練習に励む姿は、見ていて力をもらえました。

 

本番の2日前からは、1日練習がはじまりました🔥

朝から手にテーピングをぐるぐる巻き合って、練習の始まりです。

頑丈なテーピングを学年主任の先生が大量に用意してくれました!

ありがとうございました!

 

課題はたっぷりある。でも手はめちゃくちゃ痛い。

そんな状況の中でも、もっと演奏を良くしよう、と必死に練習する姿が印象的な2日間でした。

特に、ソロのメンバーは休憩時間も惜しまず、何度も練習をしていましたね。

 

1日練習でどっと疲れた日でも、放課後はやっぱり練習!

もっと上手くなりたい、という純粋な気持ちがものすごく伝わっていました。

 

しかし、本番前日の練習で、全体のリズムのズレがまた大きな課題としてあがってきました。

一度太鼓を離れて、パートごとに分かれてリズム練習をしました。

 

 

緊張や慣れ、手の痛みや疲れもあったと思います。

うまくできなくて落ち込む人もいれば、少し休憩する人、モチベーションを上げようとさらに練習を重ねる人。

これ以上練習を続けてもしんどいかな・・・と思っていましたが、少し様子を見ていると、気がつけばみんなまた練習を始めていました。

誰かが声をかけて、一人が太鼓を叩き始めれば、また一人、そしてまた一人・・・とその輪はどんどん大きくなっていきます🙂

 

誰かが前に立って、周りのみんながフォロワーとしてそれに続いていくのを見て、良いチームだと思いました。

みんなで練習をやりきった最後の通しは、それまでで一番良い演奏でした✨

 

片付けをした後、緊張した面持ちで・・・ということも特になく、みんないつも通り普通に帰っていきました。

 

長いようで短かった練習が終わり、いよいよ本番です!

(本番編につづく)

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