○●。○。みんなのいるところ。○。●○

2019年4月27日

 

 

○ ● ○ 国語の授業 ○ ● ○

 

【4月27日】

 

今回より、少しずつ授業の様子をご紹介いたします。

「もっと自分の写真を載せてもいいよ」と、ご本人の強い要望がありましたので、第1回目は国語のI先生の授業をご紹介します。

 

今日は2年生の国語の時間にお邪魔しました。

 

I先生の授業では、生徒が和柄のノートを自作します。

表紙と裏表紙、みんなそれぞれ違うデザインで、自分だけの国語ノートです。

何だか、がんばれそうな気がしてきますね!

 

さて、今日の授業テーマは「文法 ~動詞の五段活用~」でした。

 

懐かしいなあ。そういえば私も、あの五段活用表を覚えたなあ。国語、好きだったな・・・。

そうそう、みんなの持ってるこのプリント

 

 

・・・えっと、思ってたのとかなり違います。

 

もう一つ、不思議なものが生徒の机の上に。

 「まなぶ」

他の生徒は「思う」や「立つ」など、それぞれ別の動詞カードを持っていました。

いったい何に使っているのでしょう。

 

みんなが先ほどの表に何やら書き込んでいます。

 

なるほど。

「まなぶ」という言葉の、色々な言い方を書き出しているようです。

そして、表の上の、子音と母音のあてはまるところに言葉を書いていくのですね。

さらに、埋まった表のマスを、色ペンで囲んでいますね。

 

みんなが書いた表を、黒板に貼って見比べてみましょう。

  

 

「それではみなさん、すべての表に何か共通していることがありませんか?」

 

先生が聞くと、

「『学ぶ』だったらBの列にたくさん色がついています!」

「色のついたマスが縦一列に並んでいます。」

 

 うんうん。確かに、縦一列にならんでいますね。

みんなが少しずつ、今日のテーマである五段活用の「形」に気づき始めましたね。

 

授業の前にI先生が言っていました。

「文法を説明して、それを覚えて・・・よりも、普段自分たちが使ってるあれって、実はこういう文法なんだ、と気付く方がおもしろくないですか?」

間違いないですね。

 

ここで、五段活用表の文法プリントが配られました。

 

みんなはもうすでに、ひとつの言葉が色々な形に変化していることに気づいています。

だから文法の解説も、すらすら入っていきますね!

 

I先生の授業は、とても自由な雰囲気でした。

その中で、生徒の自由な発想で得た「気づき」を大切にされているように感じました。

英語の授業でも、参考にさせていただこうと思います。

ありがとうございました!

 

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そんなI先生は、明日のラグビーの試合に向けて今日も練習に向かいました。

いつも元気なラグビー部のみんな、中庭でお弁当を食べている仲良しのみんな、がんばってくださいね。

みんなの持っている力が出せるよう、心を込めて応援しています!

 

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