生徒寮

学園敷地内にある附設寮。全国や海外から仲間が集まります。自ら考え、行動する習慣が身に付く寮生活。
寮長をはじめとする寮スタッフが、日常生活や朝食・昼食・夕食をサポートします。
また、夜間学習についても専属スタッフがしっかりとバックアップします。

寮生の部屋はプライバシーに配慮した個室。室内には、学習机、洋服ダンス、ベッド、エアコンが設置されています。
寮内は、共用エリアをはさんで男子エリア・女子エリアに分かれ、女子エリアのエントランスのドアは、カードキーで開くセキュリティドアになっています。

Sキューブで平日夜間に2時間の学習タイムを設けています。
生徒一人ひとりの目標に合わせた計画を作成し、進捗状況を日々確認しながら学習を進めます。
わからない箇所はスタッフに質問することができます。

育ち盛りの寮生の健康面を考慮、栄養士によるバランスの取れたメニューを3食提供します。
昼食は平日・土曜日は学園食堂で、日曜・祝日は寮食堂での食事となります。

寮生は洗濯サービスが利用できます。洗濯物を専用のネットに入れて所定の場所に出せば、スタッフが洗濯・乾燥・たたみ仕上げをします。

新清和寮 寮生心得
  1. 決められたルール・決めたルールを守ること
  2. 時間を守ること
  3. 環境美化に努めること
  4. 率先して挨拶に努めること
  5. 他人に迷惑をかけないこと

入寮希望者には、この心得をきちんと守っていただくことを確認します。
※入寮希望者が多数の場合は、選考(専願者優先)による入寮許可となります。

入寮規則(一部抜粋)

1.早稲田摂陵高校への入学予定の者または当該高校に学籍がある者のうち自宅もしくは保護者の居住地から
 本校スクールバスの発着場所まで1時間半を超える者
2.心身ともに共同生活が可能な健康状態である者
3.本規定および「寮則」「寮生心得」「寮生手引き」の内容について保護者とともに理解・同意したうえで「入寮誓約書」を提出した者
4.入寮希望者が多数の場合、選考(専願者優先)による入寮許可となります。

●寮費
入寮時 入寮費 160,000円
月額 寮費(光熱水費・設備費・衛生管理費などを含みます)
食費(朝・昼・夕の三食含まれています)
学習サポート費(日課である夜間学習にかかる費用)
合計
75,000円
30,250円
19,800円
125,050円
年額 寝具リース代※
寮生会費
34,100円
2,400円

※敷布団・掛布団・夏用掛布団・毛布・枕など布団類は夏・冬で交換します。
シーツ・掛布団カバー・枕カバーなどリネン類は2週間に1度交換できます。
※吹奏楽コースはご相談ください。

寮生構成
男子 女子 合計
高校生 62名 18名 80名

※2023年10月現在

小西寮長

寮生一人ひとりを見守り、暮らしをサポート。
マネージャー・サブマネージャーをはじめ、寮運営スタッフが常駐しています。
スタッフルームは玄関が見渡せる位置にあり、寮生に「おかえり!」と声をかけるなど、アットホームな雰囲気です。

寮生ボイス

東京都出身
成宮 杏さん
2023年4月 早稲田大学 政治経済学部進学

-寮生活、早稲田摂陵を選んだ理由-
 私は所沢入試を受験しました。どうしても早稲田大学に行きたいと考えていたので、合格した高校の中から、早稲田大学の特別推薦枠のある早稲田摂陵高校を選びました。寮生活には少し不安もありましたが、それ以上に3年後、早稲田大学には進学したいという希望を持って大阪に向かったことを今でも覚えています。(ハリーポッターが好きで「寮生活」にワクワクしていた部分もありました笑)。
-寮での思い出-
寮生活では仲の良い友達もできましたし、一人の時間も増え、自分と向き合うことで性格を見直す機会になりました(笑)。学校生活では、硬式テニス部に所属し、テニスと勉強に明け暮れる毎日で、本当に充実していて、あっという間に3年間が過ぎてしまったように感じています。大阪府大会では団体優勝することができました。とはいえ、部活と勉強の両立ができず、悩む日も多かったです。
寮生には平日二時間の夜間学習というルールがあり、みんなと一緒に勉強できることも早稲田大学を目指すうえで大きな励みになりました。勉強がどうしても上手くいかなくなったとき、担任の先生や顧問の先生が親身になって相談に乗ってくれました。「とにかくわからないことは残さない。」ことが私の勉強のポイントでした。
-受験生の皆さんへ-
今皆さんは、受験の真っただ中で不安なことの方が多いと思います。持てる力の限りを出し尽くして、頑張っていただければと思います。応援しています。

神奈川県出身
飯田 眞大さん
2023年4月 早稲田大学 社会科学部進学

-寮生活、早稲田摂陵を選んだ理由-
 私は寮に入って自立したいという思いから寮のある早稲田摂陵を選びました。新しい環境に飛び込んで行くことにワクワクしていました。
-寮での思い出-
 人見知りな性格で、人に話しかけることが怖く、友達づくりには苦労しました。転機となったのは、寮生委員に立候補したことでした。コロナ禍で制約がある寮内の生活環境で、少しでも自分たちが過ごしやすい環境に寮生同士で話し合って変えていくことに喜びを感じていました。例えば、食事に揚げ物が多くならないよう要望を出したり、寮内の自販機のバリエーションを増やしてもらうよう提案したり、寮生委員会の活動を通して様々な寮生と話ができ、同期や先輩たちと打ち解けたことで、寮生活があっという間に楽しいものになりました。学校生活は、陸上部に入ったこともあり、部活と寮生委員としての活動と相乗効果で生活スタイルが劇的に変化し、あっという間に卒業まで来てしまいました。
勉強面では、「これくらいの理解で良いだろう」をやめたことで成績が伸びていきました。なんで間違えたか、何で合っていたのか、追求しました。また、「自分の中の絶対(ここまではやる)を作った」ことも大きかったです。今の自分には何が必要かを明確にし、平日と休日の時間配分と勉強する内容を決めて取り組みました。ポイントはカッコつけた無理な目標を立てないことです。モチベーションの維持のためにも、翌日続かないようなその日だけの無理なペースの勉強はしないことも意識しました。
-受験生の皆さんへ-
受験生の皆さん、入試への不安で焦ってあれこれ手を付けてしまうこともあるかもしれませんが、とにかく落ち着いて目の前のことに取り組んでください。それが最短ルートだと思います。体調に気を付けて頑張ってください。

奈良県出身
山田 航太郎さん
2021年4月 早稲田大学 政治経済学部進学

-寮生活、早稲田摂陵を選んだ理由-
 早稲田大学でラグビーがしたくて、高校を早稲田摂陵に進学を決めました。
-寮での思い出-
 早稲田大学に進学するために3年間勉強と部活に一生懸命取り組みました。部活をしながら、模試や実力テストの点数を上げることは、私にとって大変難しかったので、とにかく定期テストはしっかりと理解し、高得点を取れるように頑張りました。定期テストで点数が良かった単元は、自然と模試でも安定して点数が取れたので、それが自信になり、日頃の勉強を頑張るモチベーションになりました。
寮の夜間学習では、いつも講師の先生方に「頑張れ」と励ましていただいたことを覚えています。数学では自分の苦手な分野をチャートを使って地道に取り組むこと、また英語では毎日二つ最低でも長文を読むことや単語帳を速いペースで何周もするなど、時間がない私にとって最適かつ効率的な勉強方法を教えていただきました。
高3のときは高校ラグビー最後に年なので何とか結果を残そうと頑張りました。しかし、周りは完全に受験モード。かなり焦りを感じ、夏休み以降は本当にしんどくて投げ出たくなるときもありましたが、家族の応援や一緒に頑張っている友達、早稲田に行きたいという気持ちのおかげで最後まであきらめずに頑張ることができました。
-受験生の皆さんへ-
受験生の皆さん、勉強にどうしてもやる気が出ない日もあると思います。でも、そんな時は自分が志望校に合格している姿をイメージしてみてください。少しでも前向きに机に向かうことができると思います。皆さんの活躍を願っています。頑張ってください。